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2004年05月28日

コラム : エンジニア転職体験記

この転職記の彼とは何度かJTPAのパーティで話をする機会がありました。シリコンバレーの景気が傾いて起こったレイオフの嵐に巻き込まれた一人でした。だれかれもがレイオフされ、「一年間無職」などという人も多い中、根気強く仕事を探し続けた彼の「粘り勝ち」を感じさせるレポートになっています。

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JTPAの会合にすっかりごぶさたしているこのごろです。遠くに引っ越してしまって出席できそうになくなってしまいました。

一年前にレイオフで仕事を失いましたがやっと次の仕事にありつけ、仮オファーだった件も一件落着してホッとしています。特にビザをサポートしてくれる会社を探さねばならなかったことがきつかったです。また合法滞在には期限があったのもプレッシャーでしたが、かえって期間を決めて全力で就職活動に集中することができたと思います。職を得るまでの出来事がこれから転職される方々の参考に少しでも参考になれば幸いです。

私は日本で電気エンジニアとして働いたあと、アメリカに私費留学してコンピューターと信号処理と無線通信を学びました。もう一段上のエンジニアとして活躍するために必要な知識を系統だてて得たかったためです。修士卒業後はすぐに日本に戻る予定でしたがあいにく日本で仕事がみつかりませんでした。そんなところへカリフォルニアのA社よりオファーがきたため、2001年よりA社で働き始めました。

勤めていたA社からレイオフを言い渡されたのは昨年(2003年)の3月6日、退職まで2ヶ月ちょっとありました。ショックは大きく気持ちが極端に振れる日々でしたが、将来どうなりたいのかどのような方法があるのかを描くところから始めました。私はこれをBig Picture と呼んでいます。

今後ぜひとも信号処理で仕事をしたいと思い、これまで温めてきた信号処理のアイディアを特許として書き上げ最終日に会社に提出してきました。もちろんこの特許のことを履歴書に入れたのは言うまでもありません。退職まで土日なしの日々でしたが、後々の就職活動で役に立ったと思います。

人材紹介会社には日系、アメリカ系含めいくつか登録しました。が、結局今回の職につながったのは人づてでした。職種を重視し職場は日本でもアメリカでもかまわずに探しました。

8月の下旬に再就職支援会社D社のオフィスで行われた生命保険会社のセミナーに出席したところ、出席者のなかに元A社に勤め次の週からT社に就職するという人がいまして、その人がT社人事のリクルーターを紹介してくれました。しばらくは音沙汰がなかったのですが、10月に突然T社のC氏より電話がありました。丁度その数日前にオープンハウスと称してT社の会社説明会があり、のぞきに行ってきました。で、その関係かと思えば全然話が通じません。

どうもC氏はオープンハウスを知らなかったようです。電話は雑談で終わってしまいました。「今の電話はなんだったんだろう?」そしてその1日か2日後、例のリクルーターからオンサイトインタビューの話があり、もちろん喜んで受けました。しかし電話インタビューもなしにオンサイトインタビュー? ポジションも外部に公開されていませんが話を聞くと面白そうです。

まったく自信がなかったのですが、とにかくインタビューに呼んでくれた人たちをがっかりさせるわけにはいきません。しかも飛行機代とホテル代を出してくれるとのことで す。一生懸命準備をしました。

面接は朝から夕方まで8人くらいの人たちと面接をしました。内容はソフトウェアから電子回路、無線通信やら物理現象までとにかく広範囲に及びました。しかし返答はしどろもどろ。最後は人事の人と面接でこれは面接というより応募書類の記入事項確認でした。しかしビザのことを確認した時「えっ、ビザいるの?」といった返答で、「しまった」みたいな顔をしていました。帰る時まで精一杯笑顔でいたものの、内心落胆していました。仕事内容・職場環境はとても刺激的に思えましたがこれでOKが来たら奇跡です。

やはり何とも言ってきません。しかし11月の中旬を過ぎて、T社のリクルーターから日本の事業所のポジションに興味があるか?と言ってきました。もちろんYesです。しかしまたしばらく何も言ってきません。

しびれを切らして12月上旬にマネージャーに直接電話してみたところ、その日本のポジションの話はなくなったとのこと。ああ、やっぱり。T社の資料は処分してしまいました。しかし12月もクリスマス近くになって突然オファーの電話がリクルーターからあり驚きでした。丁度その前日に別のTY社からもオファーがありうれしい迷いとなりました。しかしT社のJob Descriptionはまだ見ていません。リクルーターにJob Descriptionを送ってくださいとメールする始末。

Job Descriptionこそが最初にあるべきなのに最後になってしまったなんとも変則的な就職活動でした。また紹介会社経由で8月から継続中のG社も担当者の勧めもあって3度目のオンサイトインタビューをしてもらいました。

正直迷いました。

最終的にはBig Pictureにどれだけ一致するかで選びました。T社で仕事をすることのリスクは高いですが能力を伸ばせる環境をに自分を置くことが大切だと思っています。私のスキルがもう少し高かったら明らかに別の会社を選んでいたでしょう。ビザが取得できることを条件に採用となったのですが、先日その条件もクリアされホッとしています。今は仕事の成果を出すのが最大の課題です。

ところで日系の会社にも応募しました。K社の技術部門に昨年秋に面接に行きました。これまでほとんど日本人がいなかったのですが半年前より日本からマネージャーが多量に送られてくるようになったとのことです。面接では日本人との面接の予定はなかったのですが、急に日本人2人との面接が追加になり、年齢的にマネジメント経験があって当然といった感じの質問で意表をつかれました。いやな予感的中で不採用になってしまいましたが、よい勉強になりました。

数々の面接を通して私自身の強み弱みを見る機会ができました。たとえ不採用だった会社にも面接のフィードバックをお願いしました。Big Pictureの見直しにも大変役立ちました。もちろん答えてくれないところも多いです。

履歴書について

相当力を入れて書きました。再就職支援会社D社のコンサルタント、地元の職安、インターネットで見つけた履歴書支援会社(有料)2社を利用し、またA社の元上司R氏にも見てもらいました。基本的なものを3種類用意し、Job Descriptionに応じてその都度カスタマイズした履歴書を提出していました。面接の担当者からも誉められてうれしかったです。

電話インタビューについて

アメリカ系企業は電話インタビューを1対1で行いますが、日系はほとんどの場合複数対1の会話でした。その複数対1に問題があります。会社側の人が個人個人ハンドセットあるいはヘッドセットを使ってくれればよいのですが、どの会社もハンズフリー電話を用いていました。その結果大変聞き取りづらく会話にならなかったこともしばしばです。ハンズフリー電話は避けてほしいとだめ元でも事前に言った方がよいと思います。

インターネットを使った求職活動について

なかなか職につながることはまれだと思います。業界動向や紹介会社の得手不得手を調べるのには役立つと思いますが、これまでWebを通じて送った50通以上の履歴書で電話面接となったものは一件もありませんでした。むしろ知人経由、紹介会社経由の方が確率は高かったです。

H-1Bビザについて

許可数の上限が前年度の1/3になり今年度は2/17で上限に達してしまいました。その後は10月まで待たされます。別種のビザ(F-1、L-1など)からH-1Bを必要とされる職への転職活動は時期が重要となると思われます。また私はビザスタンプ(シール)を先日カナダのバンクーバーで取得しましたが、リスクが高いです。アメリカまたはカナダの大学卒業でない場合は審査できないとして本国で申請するようにと言われている申請者がいました。この場合本国でビザを取得するまでアメリカに戻れない可能性があります。

就職紹介会社 (Recruiting company、 Staffing Company とも言われる)について

結果的には知人経由で職が決まりましたが、かなりお世話になりました。概してアメリカ系は双方の希望が一致しないと紹介してくれません。日系はかなり幅広く紹介してくれることが多いためいろいろな可能性に気付かせてくれることもままあるのですが、「押し込めばいい」といった感じの担当者も多いので要注意です。Stuffing とはよく言ったものだと本気で思っていたらStaffing の間違いでした。紹介会社そのものより担当者によってあたりはずれが大きかったです。

髪の毛は薄くなり白髪は増え胃も痛む就職活動でしたが、最後はなんとか仕事をみつけられ皆様に感謝しています。今のT社の職場で充実した日々を過ごしていますが、将来10年、20年後を考えるとBig Pictureに照らし合わせた次の就職活動が今から始まっていると認識してしています。

on コラム Posted by jtpa at 09:16 | Comments (0)

2004年05月20日

技術交流会 : 第7回技術交流会報告。

去る5月12日、JTPA分科会として、第7回交流会が開催されましたので、
その報告をします。
当日は、ドコモラボUSAの会議室をお借りして、5名の参加者で行いました。

前回出された問題点の一つ、
「覚える、思い出すのが一苦労となってきている。
データの整理や検索について特化して話したい」
という議題をメインにしました。

基本的には、情報の”入力-整理” と
”検索-出力”のタイミングは別であると思われるために、
まずは入力に注力して話し合いました。
以下、箇条書きです。

*入力の項目 (何を覚えたいのか、何を忘れるのか)
ー人の名前、電話、顔
ー名刺 (上とちょと似てるけど)
ー本のタイトル、著者
ー新聞記事 (要約でいい?)
ー英文の言い回し(人から、記事から)
ー音楽のタイトル、歌手名
ーレストランの名前、場所、Tel.
ー写真 
ーイラスト
ー人から聞いたエピソード
ー使ったお金、場所、金額
などなど

*入力の現状の問題点
ー日本語入力の遅さ (英文入力は結構楽であるという人もいる)
ー日本語ファイル名 入れるときも遅くて困るが、
    表示の順番や検索も英文ファイルとの違いがある。
ー時間の無い時のメモ ぱっとメモって、後から再入力でもOKである場合も多い。
ー画像ファイルの大きさ ファイルが小さければ、全部画像でもいい

*入力方法
ー音声入力+画像入力が速さの面では最適ではないか。 あとはその後の処理。
全部、出されたアイデアは、これから一覧表にまとめてみます。

他の話題としては、
*家計簿のつけ方
*eBookの可能性
などがあがりました。 
これは、別途日を改めて、もっと話したい内容に思います。

今回は、掲示板の説明を四元さんからしていただく予定でしたが、
参加できませんでしたので、次の回にお願いする事とします。


ーー次回の準備委員会
6月2日(水曜日) 7時より。
場所は、前回と同じくサンタナ・ロウのBordersBooks2F としておきましょう。
http://www.santanarow.com/about_location.shtml
他に、候補地があれば教えてください。
掲示板の話、今後の進め方と内容等について話したいです。


ーー4月29日、オープンソースに関する法律セミナーの報告。
活気のあるセミナーで、参加者の方々からとても面白かったという
声を幾つもききました。 
このセミナーには、技術交流会の方々もかなりの数、参加しておりました。
参加者の一人である、松原あきこさんがJTPAのWebにセミナー報告を
寄せていますので、ご覧下さい。
http://www.jtpa.org/event_report/000184.html


ーー次回の技術交流会
6月16日(水曜日)  場所は後ほど、お知らせします。


それでは。
松宮

on 技術交流会 Posted by jtpa at 18:51 | Comments (0)

セミナー情報 : Open Source IT Seminar:

JTPAでは、モリソン・フォースター法律事務所のShoji Aki弁護士とJohn Hou弁護士
をお招きし、オープンソース開発と知的財産権についてお話いただきました。

今回のレポートは、ソフトウェアエンジニアとしてご活躍中の松原晶子さんにお願いしました。
セミナーでは参加者から積極的にたくさんの質問があがり、みなさんの興味関心の高さがうかがえました。

(スピーカーのバイオは末尾をご参照下さい)

オープンソースライセンスの種類には多数あるが、最も普及しているのがGPL (GNU Public License)と呼ばれるもの。日本語では「GNU 一般公衆利用許諾契約書」。今回のセミナーでJohn Hou弁護士は、特にこのGPLに焦点をあてて講義をされた。

企業がオープンソースを利用する場合、非常に神経質になるのはGPLで公開されているもの。不注意にGPLのオープンソースを使用してソフトウェアを作成してしまった場合、企業はそのソフトウェアに独自のライセンスをつけて利潤を追求することができなくなってしまうからだ。

GPLの適用されているオープンソースは、誰でも無償で使用することができる。しかし、GPLのソースコードを組み込んでソフトウェアを作成した場合、組み込んだ部分だけでなくそのソフトウェア全体をGPLのオープンソースとして公開せねばならない。この規則は、GPL のオープンソースを無修正で使用した場合のみならず、修正して使用した場合にも適用される。

GPLのオープンソースを直接コードの一部に組み込んで利用するのではなく、それがライブラリとなっているものにリンクして利用する場合に状況は複雑になる。GPL のライブラリがスタティックライブラリであるかダイナミックライブラリであるかによっても規則の適用の見解に相違があり、著作権法(copyright law)にもとずく判断では、ライブラリがアプリケーションにコンパイルおよびリンクされて出荷されるスタティックライブラリの場合は、そのアプリケーションにライセンスを付与して利潤を追求するのは”perhaps yes” 。一方、シンボルへのリファレンスをしても、ライブラリ自体はアプリケーションにコンパイルされずランタイムにリンクされるダイナミックライブラリの場合は”clearly yes”であるという。FSF(フリーソフトウェア財団、 http://www.fsf.org)はいずれの場合も”no”とみなし、論争の的となっている。

さらに、FSFの主張するところでは、特許のついた技術がアプリケーションで使用されており、そのアプリケーションがGPLのライブラリの関数を呼び出す場合、そのアプリケーションはGPLであり、そのソースコードを使用する者すべてに特許技術に対するライセンスを付与すべきだとしている。

以上のように、非常に規則の厳しいのがGPL。ちなみに、もう少し条件の緩和されたライセンスにはBSD(Berkeley Source Distribution)がある。例えば、BSDのソースを使用して開発したアプリケーションのソースコードは公開しなくてもよく、オリジナルのライセンスを明示する限り修正したコードに独自のライセンスをつけて公開できる。
企業がGPLのオープンソースを使用する場合、開発者が書面による許可を法務部に提出することを義務付けるなど、慎重に行動する必要がある。


● Speaker Bio
Aki Shoji
http://www.mofo.com/attorney/attDisplay.cfm?MoFoID=2033&action=3&ConcentrationID=&OfficeID=5
Ms. Shoji is Of Counsel in the Corporate Department of Morrison & Foerster in Palo Alto, and engages in a broad-based corporate and transactional business practice. She regularly advises and represents companies on formation issues, financing, mergers and acquisitions, and other business and operational matters including immigration issues. She has extensive experience working on a variety of cross-border transactions (primarily involving Japanese parties), including strategic investments, intellectual property licensing, distribution arrangements and acquisitions. She also has experience in handling public offerings, and SEC filings for public companies.

John C. Hou
http://www.mofo.com/attorney/attDisplay.cfm?MoFoID=3346&action=3&ConcentrationID=&OfficeID=5
Mr. Hou is a partner in the Palo Alto office of Morrison & Foerster and a member of the firm痴 Technology Transactions Group. His practice is concentrated on structuring, negotiating and documenting transactions involving intellectual property and information technology, primarily for clients in the software, semiconductor, Internet and telecommunications industries.

Mr. Hou has worked on numerous transactions involving the licensing, distribution and development of computer software. He has represented such companies as BEA Systems, Netscape, Time Warner and Konami of America, and has worked on deals involving virtually all major software vendors in the U.S.

Mr. Hou has also represented various semiconductor companies, including semiconductor core companies, tool and equipment manufacturers, ASIC design firms and integrated circuit vendors, on transactions relating to the development, licensing and commercialization of semiconductor-related technology and intellectual property. He has worked with such clients as Fujitsu, Nikon, Novellus and Altera.

Mr. Hou also has broad experience assisting clients with intellectual property and transactional issues related to the Internet. He has represented companies from all segments of the Internet community, including web site operators, Internet service providers, web developers, systems integrators, web hosting and community providers, software and hardware vendors, and content providers. Mr. Hou has also done infrastructure work for companies such as Verio and Qwest Communications.

on セミナー情報 Posted by jtpa at 14:42 | Comments (0)

2004年05月02日

ニュースレター : NO.14 2004年5月号

はじめに

今朝San Jose Mercury Newsを開いたら、「ついにシリコンバレーを諦めてCupertinoの家を売り、4歳の子供を連れてキャンピングカーで1年半全米放浪の旅にでる夫婦」の話が載っていました。

海外にアウトソースされるような類のITの仕事をしていたが、ついに「どれだけまっても仕事は戻ってこない」と見切りをつけ、ほかの土地に移り住むことにした、ついてはせっかくだからしばらく旅に出て、ついでにこの先住みたい場所を探すことにした、と。

景気は回復しているものの、決してバブル崩壊前の形に戻るわけではなく、失われた仕事が決して戻ってこない人もいる、という象徴ではありますが、それにもまして感じたのは、「移動できるということの気楽さ」です。他の土地に行けば、違う展望があると思わせてくれるところがアメリカという国の不思議なところ。国土が広い、州ごとに違う経済がある、(その結果として)独自性を持ち異なる経済圏を持った都市が並立している、といったのがその理由なのだと思いますが。

なお、ベイエリアでバイオ関係の仕事につく日本人の団体、Japan Bio Communityでは、今週金曜、「ジョブ・インタビュー」をテーマにセミナーを行うとのことです。HRコンサルタントのプレゼンテーションや模擬インタビューに加え、リーガル専門家からの意見も聞けるとのことですので、ご興味のある方は是非。詳細はhttp://www.j-bio.org/まで。


それではNewsletterお楽しみ下さい。

渡辺

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Contents:
1 第6回技術交流会報告
2 Silicon Valley Tour報告
3 Online Social Networking体験談
4 口語英語上達法?
5 「英語について一言」募集のご案内

  編集後記(by戸谷茂山編集長)
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1 第6回技術交流会報告

去る4月7日、JTPAの分科会として第6回技術交流会が開催されましたので、その報告をします。当日は、Global Alliance Partnersの会議室をお借りして、6名の参加者がありました。
今回はいつもよりも参加者が少ない会合でしたが、和気あいあいと、徐々に、アイデア、またはアイデアの元になる現在抱えている不満が出つつあるように感じました。

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2  Silicon Valley Tour報告 

JTPAでは、2004年3月11~15日に、日本の若い技術者・研究者を対象としたシリコンバレー・ツアーを行いました。ツアーの目的は、“シリコンバレーの日本人インサイダー”との交流を通して、「どんな働き方があるのか」「どんな風に働いているのか」といった具体的な姿に触れ、今後のキャリアパスを考える参考としていただくことでした。
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3 Online Social Networking体験談

巷で流行のOnline Social Networking。いつも興味深い投稿でJTPAを楽しませてくれる東原氏から、Online Social NetworkingのひとつLinkedin.comを利用した体験談が届きました。
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4 口語英語上達法?

今回JTPAニュースレター編集部で議論したのは「口語英語上達法」です。仕事をする上で一番大事なのが口語英語。でも英語力で一番付きにくいのも口語英語。編集部に集まった人たちで「秘訣」について語りあいました。

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5 「英語について一言」募集のご案内

最近JTPAニュースレター編集部では英語に関する議論が絶えません。そのため、何かしら英語にまつわる話を募集しています。英語上達の秘訣、英語失敗談、英語で「死ぬかと思った」体験、何でもかまいません、Newsletter@jtpa.orgまでお送りください。

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編集後記 by 戸谷茂山

最近ベイエリアの景気は上向きの傾向があります。特に商業は順調に回復してきたようです。建設業界でも、あちこちで新しいプロジェクトの噂を聞くようになりました。特に興味深いのは、新しく企画されつつある大型ショッピングモールです。サンホゼで大成功した商業施設サンタナ・ロウ(http://www.santanarow.com/)の煽りを受け、ベイエリア既存のいくつかのショッピング・モールが、いままでの単なる商業施設でなく、住宅、レストラン街、映画館などと合併した新しいコミュニティになろうとしています。遊び場に困らないベイエリアにまだまだ遊び場が増えそうな気配です。

on ニュースレター Posted by jtpa at 22:08 | Comments (0)

コラム : Online Social Networking体験談

巷で流行のOnline Social Networking。いつも興味深い投稿でJTPAを楽しませてくれる東原氏から、Online Social NetworkingのひとつLinkedin.comを利用した体験談が届きました。

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JTPAの渡辺千賀さんと私はつながっています。え?ヘンな意味ではないですよ。LinkedIn(www.linkedin.com)でつながっているのです。昨年末JTPAでネットワークに関して懇談会がありましたが、その席で千賀さんがLinkedInなるものを紹介してくれました。

LinkedInとは最近流行りのOnline Networking Serviceのひとつでした。親切な千賀さんのこと(ちまたでJTPAに怖い?千賀さんありとうわさもされておりますが、本当は千賀さんは親切な方でもす)その懇談のすぐあとLinkedInへの招待状を送ってくれたのです。LinkedInのメンバーはLinkedInを通して招待状を送ることができます。その招待に応えるとLinkedIn上で招待者とのコネクションが成立します。

さて、リンクしたのは良いですが、LinkedInに自分を登録しなくてはいけません。LinkedIn上の自己紹介はアルファベットと数字合計の500文字以内に限られています。この中で自分のことを効果的にまとめあげて表現(売り込む)必要があり、書き込みしては次の日また全部書き直すという仕事を4日程続けました。所詮、試しに始めたOnline Networking Service、別にどうでもよかったのかもしれませんが、自分のこれまでを500文字で表すというのがいかに大変なことかを実感しました。自分の書き込みを読み返すたびに不満箇所を見つけ、結局4日もかけてしまったわけです。

さて、今年に入って突然全く知らない人から携帯電話に連絡が入り始めました。最初は何のことかわからず新手のDMか?と思ったりしたのですが「LinkedInがどうのこうの」と言っていることから、LinkedInに電話番号を載せたことを思い出しました。同じ人物からE-MAILも多分来ていたのでしょうが、知らないところから来たE-MAILは読まないで消せというのが昨今の掟?なので、彼のE-MAIL も読まずにDeleteしてしまったはず。ともあれ、電話はかれこれこれ今までに5件。

上記の1件は全く畑違いの化学関連の製品情報に関する日本語化ブリーフ(5ページ)の査読依頼。 NDAをFAXで送ってきてまずサインさせられてその後E-MAILでPDFファイルがおくられてきました。ちなみにNDAとはNon Disclosure Agreementの略、簡単に言えば機密保持に関する契約書です。USのビジネスでは頻繁に登場します。この会社(人)からその後、突然「査読に何時間かけたか教えてくれ。コンサルテーションFEEは会社規定によるけどよいか?」とE-MAILがやってきました。どうやら査読を一種のコンサルタントジョブ(それを私がうけたと)解釈している様子。読むだけなので1時間も使っていないので、正直に1時間と言ってしまいました。

もっと面白いのがLinkedInで知り合ったある人(とそのスタッフ)と特許申請することになってしまったことです。 会社のプロジェクトがちょうど終わって少し余裕もあるこのごろ、LinkedInで「見たよ」という人物からサンフランシスコで昼食でもどうだ?ともちかけられました。どうも何か困っていることがあるようで、私に良いアイデアがないか聞きたいとか。昼食に指定された場所も良くわからないままOKをしたのですが、話を聞いているうちに幾つかアイデアがでてきました。私の話を聞きながら、彼のスタッフはノートブックを開き、既にページ番号が振られているラボノートにその場で図を幾つか描き上げました。ちなみにそういった話を始める前にまたしてもNDAにサインをさせられたのは言うまでもありません。

詳しいことはこれ以上書けないですが(なにしろ特許が絡んでいるので)、それから1週間もたたない間にE―MAILがやってきます、「特許申請したい」と。それに加え、「つきましては君をCo-Inventorにしたい」とのこと。まだ不明な点も多々あるので、これからしばらく私を自分のテクニカルアドバイザーをしてくれないかという記述もありました。 といわれてもCo-Inventorといってアイデアはすべて私のものなのだけれど?、という疑問も残ります(彼には「困っている」問題があっただけのはず)。その後、契約書類が送られてきましたが、友人で弁護士の資格がある者に見せると「まずはサインしないことだ」(色々と不利なことが記載されているとか)と言われたため、このアドバイスに従って契約書を見直している最中です。

ともあれLinkedInで知り合って1ヶ月もたたずして特許申請にまで話が進んでしまう。シリコンバレーでは、昼食時の話が元で会社設立までいったりすると聞いたりしますがこの特許申請、本当に特許取得となったらどうビジネスに結びつくのでしょう?興味あるところです。

ともあれ千賀さんとひょんなことでLinkedInでコネクトしたところ、何か新しいことが自分の身の周りで起ころうとしています。

(注1)
USのパテントに関する法律は日本、ヨーロッパと随分異なります。もっとも異なるのが先発明主義(日本などは先願主義)、非公開主義(日本では特許申請は時期がくれば全て公開される)でしょう。先発明主義ですからラボノートなどの発明(それが単なるアイデアの域をこえている必要はある)を立証できる証拠が非常に重要になります。

(注2)
いったい全体業務時間にサンタクララからサンフランシスコまで昼食に出かけたわけですが、よく知られているように、シリコンバレーの少なくともいわゆるホワイトカラー職(エンジニアも含む)の業務形態はフレックス。私は朝7時から夕方5時を会社で仕事することにしていますが昼頃来る同僚もいます。また最近Cable Modem, DSLの発達もあり在宅勤務も認める会社が増えています。私も毎週火曜は午後から在宅勤務にしています。昼食時間を特別長く取ったわけですがMeetingなどなかった日なのでとりわけ問題になるようなことでもなかったのです(この日はその後自宅で仕事をしたのは言うまでもありません)。

on コラム Posted by jtpa at 21:34 | Comments (0)

コラム : 口語英語上達法?

今回JTPAニュースレター編集部で議論したのは「口語英語上達法」です。仕事をする上で一番大事なのが口語英語。でも英語力で一番付きにくいのも口語英語。編集部に集まった人たちで「秘訣」について語りあいました。

1.ニュースを自分で繰り返して言う。
CNNのニュースが録音されたテープを聴きながら、それをマネして自分の口でその場で追って発音する。聞くだけでなく、口語のリズムなどをつかむのに効果的。テキストブック付きのCNNテープは日本の本屋等で手に入る。在米の人はAMラジオのニュース専門局で同様の練習が可能。必ずCNNと提携を結んでいるラジオ局があるはず。

2.テレビドラマを見る。
「Friends」や「Melrose Place」などの人気テレビドラマは口語英語のサンプルが沢山。実際の会話のやり取りを覚えることができる。ドラマはビデオに録画し、何度も何度も見る。実は聞き損っていたフレーズを発見することも多い。見過ぎて、印象的な表現を本当に覚えてしまったり。
「Friends」など基本チャンネルで放映されるドラマは、放送禁止用語に気を遣いすぎでおり、会話が少し現実的でないという意見も出た。ちなみにTVの討論会などは会話英語を学ぶ絶好の機会。

3.字幕付きの映画は字幕を消して見る。
日本語の字幕にしても、英語の字幕にしても、字幕表示をONにすると英語を聞かずに字幕を読んでしまいがち。絶対に字幕は口語の上達の助けにならない。映画の英語は実践に近いものがある。何度も見るのは有効。映画を見て、自分は本当の本当に会話を100%理解しているのか?

4.基本は聞く力。
鄭 讃容 のベストセラー「英語は絶対勉強するな」が納得の内容。文法などの勉強を薦めず、まず「聞く」ことに集中させ、耳を英語に慣らせる。そして英語を慣習化してしまうのがこの方法の特徴。英語を話せるようになることに焦るのは分かるが、ここは「急がば回れ」、まず聞く力を鍛えて基礎を作るのが大事か。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763193384/249-8257363-3047544)

5.英語は腹式呼吸?
どんなに発音が正しくても通じなかったことがある。それは、発音でなく、発声が違うから。日本語は「のど」から発声されるが、英語は「腹」から。そう、腹式呼吸で話すことが大事。腹式呼吸だと「響き」が違ってきて、より本当の英語らしい音になる。
鼻に抜く様に話すのも英語の特徴じゃないかという意見も出た。「No」も発音記号どおり発音すると「ノウ」だけれど、実際の英語は「ネァオウ」と聞こえる。これは鼻を使って発音しているから。ホントか?

6.日本語と英語は別々の脳で話せ。
言語自体が思考方法と同じだとはデリダなどの思想家が指摘した通り。日本語の説明が曖昧なのは、日本語そのもの曖昧なため。英語だとやたら直接的に聞こえるのは、英語自体が構造的なため。英語で新しい単語を覚えたら、日本語に訳してはだめ。英和辞典、和英辞典は捨てる。英語は英語で理解しよう。もしネイティブ・スピーカーの友人がいれば、自分の話した内容を繰り返してもらおう。「ハラへったメシ食う」が「お腹が空いたから食事にしよう」になる必要がある。意味が通じるだけでは英語を話したことにならない。

7.無理やりスピーチをする。
とにかく英語でスピーチする機会があれば、恥をかいても良いから必ずやること。この精神的プレッシャーが自分が英語を上達させようという良い機会になる。自分の部屋で自分に向かってしゃべっていても絶対に上達しない。人前で話すのが大事。何度も何度もスピーチをすると、不思議と英語をしゃべるのが怖くなくなる。

8.読めない人は話せない。
よく「話せるんだけど、まだリーディングが苦手」という人がいるが、これはウソ。ある程度年をとってから学ぶ英語にリーディングは必至。リーディングを極めると、英語の構造を自然に覚えている。英語の構造が分かれば、口語英語にそのまま利用できる。リーディングでも、音読すると、英語を学ぶ効果が倍増する。

9.ボキャブラリーを増やす。
一応日常会話が適当にできるようになると、英語の上達度が突然下がりだす。いわゆるラーニング・カーブが水平になっている状態。正確に情報を英語で伝えられるようになるだけでは、本当に英語がしゃべれるとは言えない。知らない単語は貪欲に学ぶ。インターネット上の辞書サービスに、「毎日一語」をE-mailで送ってくれる仕組みがある。これは是非利用してみよう。毎日送られてくる単語をしっかりと覚え、利用してみるのが大事。
http://www.merriam-webster.com/cgi-bin/mwwod.pl

10.E-Mailは英語で。
とにかくバシバシ英語でE-Mailを書く。誰でも時間をかければ英語は書けるのは当たり前。口語の練習のためには、自分がしゃべるつもりで、短時間で内容をまとめて書くのが大事。自分の口調がE-Mail上に表れるはず。文章に表れる文法間違いは、口語でそれ以上の文法間違いをしていることの証拠。ネイティブの友人がいれば、毎日一通送って、意見を言ってもらうという方法がある。


すばらしい関連Blog
http://www.chikawatanabe.com/blog/2004/04/post_3.html
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on コラム Posted by jtpa at 21:22 | Comments (0)