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2004年12月21日

セミナー情報 : 技術交流会:インフィニバンドセミナー

JTPAの分科会である技術交流会で、トーメンの浦田 丞(すすむ)氏を講師に、イニフィニバンドに関する新技術紹介セミナーを行いました。

* Date: 2005年 1月12日 水曜日
* Time: 19:00-
* Venue: DoCoMo Communications Laboratories USA, INC.

181 Metro Drive Suite 300 San Jose, CA 95110

インフィニバンドは、Intel・Fujitsu Siemens・NEC・Dell・Sunなどが提唱したNGIOと、IBM・HP・Cisco・3Comなどが提唱したFIOと言う2つの新サーバIOアーキテクチャが一つになって出来たスタンダードで、現在もInfiniBand Trade Associationが中心
になって仕様書の改版が行なわれています。

インフィニバンドでは、高データ信頼性、10ギガビット~60ギガビットの大容量性、最小レイテンシ、低CPU負荷性等を目的に、ハードウェアでReliable Connectionを可能にし、高性能データ通信を実現。日本市場では2003年はInfiniBand元年、2004年は青年期、2005年以降は成熟期に入ると予想しています。

今回は、アーキテクチャ、性能、10GEとの比較、そして、市場性をお話します。

申し込みはhiroshi_matsumiya@jtpa.orgまでお願いします。

on セミナー情報 Posted by jtpa at 20:48 | Comments (0)

2004年12月07日

ニュースレター : No.20 2004年11・12月合併号

はじめに

皆さんクリスマス・新年の準備は万端でしょうか?もちろん、私はこれからです。ただ、今年の冬は、冬の雨嵐で頻発するベイエリアの停電に備え、小型のジェネレータを準備しました。PCとライトくらいは使える予定です。

なお、新しい求人情報を掲載しましたのでご興味のある方はご覧ください。

それではNewsletterお楽しみ下さい。

渡辺

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Contents:
1 Silicon Valley Tour 2005 Spring 募集案内
2 第2回東京セミナー
3 第13回技術交流会報告
4 イベント開催報告:ブログの魅力と可能性
5 私の一日(あるソフトウェアエンジニア)
6 シリコンバレー住宅事情
7 ニュースレター編集会議次回予告

  編集後記(by戸谷茂山編集長)
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1 Silicon Valley Tour 2005 Spring 募集案内

JTPAが企画する、Silicon Valley Tour 2005 Spring(2005 年3 月10~14 日)開催・募集案内です。ツアーの対象は、シリコンバレーを舞台に、テクノロジー関連の業界において技術者・ビジネスパースンとしてのキャリアを追求してみたいと考える学生・若手社会人の皆さんです。

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2 第2回東京セミナー

テーマ 「シリコンバレー・ベンチャーを通じたキャリアディベロップメント」
- シリコンバレー・ベンチャーから学んだこと -
(既に募集は締め切りました)

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3 第13回技術交流会報告

第13回技術交流会の報告です。@岐阜県シリコンバレー事務所会議室

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4 イベント開催報告:ブログの魅力と可能性

2004年11月17日NTT ドコモUSAラボに会場をご提供いただき、San Joseにてセミナーを開催しました。当日はおよそ40名の方にお集まりいただきました。お越し頂いた方々に大変感謝致します。

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5 私の一日(あるソフトウェアエンジニア)

シリコンバー人の日常生活を描くシリーズ、「私の一日」。シリコンバレーに関する様々な情報は日本でも溢れていますが、「そこの暮らす日本人の普段の生活」についての 情報はあまり見つからないのが事実です。このシリーズが最終的にシリコンバレーの日本人達の暮らしをイメージしてもらえるようなコラムになることを望んでいます。

今回は、あるソフトウェアエンジニアの方に匿名で書いていただきました。
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6 シリコンバレー住宅事情

シリコンバレーに移り住みたい人が無視できないのが住宅事情。ここ数年間家の値段は沸騰を続け、現在は米国で最も家の値段の高い地域になってしまいました。この住宅事情について編集部でコメントを集めてみました。

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7 ニュースレター編集会議次回予告

次回のニュースレター編集会議は木曜日12月16日、夜7時からです。議題は「シリコンバレーで働いてみた感想。」場所はLos AltosのMuse Associatesです。 参加希望者はmozant@dprinc.comまでご一報ください。

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最終編集後記 by 戸谷茂山

先月の終わりから今月の頭まで記録的に気温が下がりました。私の建設現場事務所ではコップの水に氷が貼る始末。冷凍庫のような事務所で、薄手のシャツ一枚で黙々と仕事を続ける米国人の社員達。どうも気温に対する皮膚感覚がアジア人と全く違うのでは無いか、というのが最近の編集部のもっぱらの議題。日本人がダウンジャケットを着ても震えていなくてはいけないような寒い日でも、平気で横を半そで半ズボンで外を歩いているのはいつも白人系米国人。部屋の気温が華氏70度を超えるだけで「暑い」という言葉が出てきます。そういった米国人に囲まれて仕事をするうちに、自分の皮膚感覚も変化(進化?)してきたようです。事務所のエアコンは常に68度をキープ。ちょっとの買い物なら外が零下だろうが何だろうがTシャツ一枚で出かけている自分にふと気がつきました。

on ニュースレター Posted by jtpa at 22:19 | Comments (0)

コラム : 私の一日(あるエンジニア)

JTPAニュースレターでは、これから「私の一日」と題して、シリーズでシリコンバレー人の日常生活を描いていくことにしました。シリコンバレーに関する様々な情報は日本でも溢れていますが、「そこの暮らす日本人の普段の生活」についての 情報はあまり見つからないのが事実です。このシリーズが最終的にシリコンバレーの日本人達の暮らしをイメージしてもらえるようなコラムになることを望んでいます。

今回は、あるソフトウェアエンジニアの方に匿名で書いていただきました。

エンジニアの私の一日は、割と遅く始まる。夜寝るのが遅いからである。
今朝は、8時半起床。朝早くから働いている人が多いアメリカの企業において、この時間に起床するのは、結構遅いはず。

コーヒーを飲みながら一服。基本的に朝食は食べない。日本で働き始めたときからそうである。

半導体検査システムの製造・販売・サポートをしている私の職場では、アジア人は一般的に遅めに出社(9時半から10時近辺)して、遅く帰る(7時近辺)傾向にあるようである。朝の混雑を回避するためもあるだろうし、アジアとコンタクトするのに夕方から夜にかけて働く事が多い人もいるからであろう。私も一アジア人の域をでない。

会社へは、車で10分―15分程度。今日は朝からカスタマー・サイトへ直接向かう。9時半過ぎに家をでて、10時前にカスタマーサイトへ到着。シリコンバレーは、ほとんどのお客さん先が近いために、車で移動する分には、非常に便利である。そういう意味では、仕事の効率が良いといえる。

私がアプリケーションエンジニアとして担当しているカスタマーは、数ヶ月前に我社の最新システムを導入したのだが、それからこのシステムのアップグレードを頻繁に行っている。このシステムは、このカスタマーのアメリカのデザインサイドのリファレンス・システムであるため、アジアにある工場サイドで新しいソフトやハードが必要になった時に、まずこのシステムの上で全ての動作を確認してから、アジア側に実施することになっているからである。我々のシステム自身もシステムの量産前であるため、ソフトやハードのアップグレードを逐一行っているし、カスタマーの製品の立ち上げも近づいている為、それらの確認作業がここ一ヶ月ほど、休みなく行われている。

アジアの工場サイドでは、数十台、時には百台以上の導入をするから、その前の確認作業はとても重要になる。この確認作業で見つからない故障や不具合などが工場サイドの段階で見つかったら、時間もお金も、簡単に数十倍かかってしまう可能性があるからである。

故障や不具合の切り分けが、場合によってはかなり難しいものである。再現性のあるものは比較的楽だが、時々起こる不具合などは色々なバッググランドがないと泥沼にはまるからやっかいだ。自分が絶対に解き明かすという気概は大事だが、場合によっては早めに手を挙げる潔さも重要になる。カスタマーにとっては時間が全てだからである。お客さんとのやり取りは、このバランス感覚が磨かれるように思えるから好きである。

今日の午前中は、お客さんと、我社のシステムに取り付ける冶具の納入しているベンダーと、その冶具の確認。幾つかの冶具をシステムに取り付けてシステム上のアプリケーションプログラムでチェック。不具合が幾つか見つかり、そのデバッグに時間を費やす。今日はランチを食べてる時間が無さそうな勢い。午後2時からは、我々のサービスエンジニア達にシステムのアップグレードを行ってもらう手はずになっている。それまでに終えないと。。。

最終的に、冶具が悪いことを検証して、持ち帰って直してもらう事で決着がつく。
1時50分、ぎりぎりであった。あらかじめ12時前に、2時を割り込むかもしれないと連絡はしておいたが、時間内に終わってとりあえずほっとした。

ところで、こういう場面は結構な戦いとなる事が多い。各ステークホルダーが自分の都合や思い込みで突っ走りそうになるからである。勢いに任せてカット&トライで片っ端からやっていく気の短い人がいるときは要注意。逆に、時間が幾らあっても足りなくなり、どつぼにはまる事も多々ある。こういう不具合のチェックのアプローチは、仮説をたててから、その後は消去法で一つ一つ可能性をつぶしていくのが一番いい。そして大事なのはその都度、何が起こったのか皆に見えるようにノートに取る。ノートを取る手間がかかるのだが、逐一全員が納得していくから、結果的に速い事がほとんどである。今日はうまく事が運んだ。

午後2時から、我々のサービスエンジニア、およびソフトウェアエンジニアがやってきてアップグレードを始めた。この作業が終わったら確認のテストを始めるので、カスタマーサイトのカフェテリアでサンドイッチを頬張って、すぐ戻る。今日はランチ休み無しである。ちょっと疲れてきた。

そのアップグレード後、テストプログラムを走らせる。
こういう量産システムの評価は、基本的に時間がかかるものであると思う。
この新しいバージョンのソフトウェアとハードウェア・モジュールの評価には、一応一週間の期間が割り当てられている。実際のテストは2日で終わらせる態度でいかないと1週間はあっという間に過ぎ去ってしまう。1日アップグレード、2日で実際のテスト、1日結果解析&ドキュメントのまとめ、一日予備って感じ。しかし、予備が一日というのは何かあった時、結構危険である。ドキュメントの9割は、取り掛かる前のプランニングでやっておくのが理想的。その場合、2日の予備が取れて、途中で何か起きても1-2回はスケジュール内でやり直しが効く。そうそう理想的にはいかないのだけど。

午後4時に会社に帰ってきて、明日のカスタマーとのウィークリー・ミーティングに備えて、社内のミーティングを行う。報告すべき事は終わっているか、カスタマーに新たに伝えるものは何があるかを話す。セールス、マーケティング、サポートエンジニアリング、多いときで8人程度が参加している。大抵、電話会議となる。今日は、5時過ぎまでかかった。1時間以上の会議というのは、アメリカでは長く感じるようになってきた。マネージャーの人達は、会議ばっかりなので、気の毒に思ってしまう。

ようやくメールにゆっくり目を通す。まあ、そんなに急ぎのものは無し。

カスタマー先のプログラミングのチェック。先週末に、微妙に結果に不具合がでていたので気になっていた。我々のシステム起因なのか?ハードウェア、ソフトウェア、カスタマーの製品、色々と可能性を探るが、まだわからず。もう少しはっきりした仮説を立ててから、客先でデバッグが必要である。ちょっと時間のかかりそうな問題かもしれない。
とりあえず、これはおいといて、お客さん向けの技術説明会のシナリオを考える。毎年、カスタマーを集めて開催している会で、今年は私の出番である。これは、頼まれた一ヶ月前から、ちょっとした空き時間にいつも頭の中で練っていて、おおかたの指針は決まっている。が、話したい事がありすぎて、一本のすっきりしたシナリオに落とせるかが、現在の心配どころである。締め切りは来月中旬だが、来週アジア出張であるので、そんなに余裕はない。そろそろ具体的にスライドを書き始めなければいけない。

こういう事を調べるときに、日本語のかなりの情報がWebを通じてとれるという事は画期的である。海外に住んでいる人は、特にそう感じているに違いない。インターネットのこれだけの普及がなければ、私のアメリカでの会社生活はかなり困難があったかもしれない。ちょっとした、言葉の定義や技術情報など、英語で読むのと、日本語で読むのとでは理解の速さが断然違うからである。

8時過ぎ、家に帰る。この時間まで会社に残っている人はさすがにあまりいない。シャワーを浴びて、ビールを一杯。夕食。家では基本的に和食なのだが、食事にお金をかけない私のメニューは味噌汁、ご飯、納豆、漬物など、かなり質素である。シリコンバレーにいる日本人エンジニアは、食べ物にこだわりを持った人が多いのではないかと勝手におもってる。少しは見習いたいような。

ニュース関係のメールは、今日は会社では読んでいる時間はなかったため、家に持ち帰ってざっと読んだ。

夜中のNHKニュースを見た後、寝るのがもったいなく感じて、もっと起きていたいといつも思う。しかし、前回日本に帰ったときに買ってきた「Visual C/C++ビギナー編」をベッドの中で読むと、よく眠れるのを発見した。最近寝る前に読んでいる。結構読み進んでしまったので、今度日本に帰るときは「超ビギナー編」を買わねば。

以上。

on コラム Posted by jtpa at 19:07 | Comments (0)

2004年12月06日

コラム : シリコンバレー住宅事情

シリコンバレーに移り住みたい人が無視できないのが住宅事情。ここ数年間家の値段は沸騰を続け、現在は米国で最も家の値段の高い地域になってしまいました。この住宅事情について編集部でコメントを集めてみました。

このド田舎が米国で最も家の値段が高い土地?
アメリカの典型的なサバーバンにしか見えないシリコンバレーが米国で最も家の値段が高い所だとは、町並みを見るだけでは信じられない。もともとシリコンバレーの首都であるサンホゼは農業で栄えた都市。いまだに農地や牧場があちこちに残っているのが良い証拠。農業に従事する人達が集まって暮らした貧しい住宅地も残っている。所詮はサンフランシスコからみて田舎でしかなかったのだ。東京と筑波のような関係に近い。

トレーラーパークが高級ショッピングセンターに隣接していたり、貧困街の片隅に高級住宅街が突然出現したりするのがシリコンバレーの光景。現在は自動車のディーラーやショッピングセンターが立ち並ぶスティーブンズ・クリーク・ブルバードも少し前までは果物農園の通りだったらしい。農地を売った土地成金も多い。ずっと貧乏暮らしをしていたのに、いきなり自分の家が20年前に購入した値段の20倍の価値があることを知り、家を売ったと同時に仕事を止めて引退したような人も沢山知っている。


沸騰するハウジング・マーケット
家の値段が高い一つの理由は供給の少なさだ。良い物件は一週間としてマーケットに残らない。週末のオープン・ハウスまでのうのうと待っていては必ず良い物件を逃してしまう。WebのMultiple Listing Service (MLS)を利用してチェックを怠らないのは良いが、行動に起こすことも大事。好きな家を見つけたら、週末前にオファーを出す。オファーを受ける、受けないの返答も24時間しか期限を与えない。それ以上時間を与えてしまうと、より多くの買い手がその物件を嗅ぎつけて寄ってきてしまう。58万ドルで売りに出ていた小さな家が、16以上のオファーを集め、結果的に70万ドルで売れたようなケースにも出くわした。売り手がいつも強気のマーケット。買い手も負けてはいられない。中には、自分で好きな家を見つけ、家主に「その家を売ってくれ」と直接交渉する手段をとる人まで現れてきた。

家の値段がこのように法外に上がり続けることを信じ、とにかく家を購入して5年間だけのinterest Only(金利のみ支払い)ローンを組む人も多い。5年後には家の値段が必ず上がっているだろうという楽観視。


平均年収と家の価格のギャップ
米国では、年収の3倍が家の購入価格の常識だと言われる。この3倍が5倍や6倍になって`しまうのがシリコンバレーなのだ。新聞を読んでいたら、サンタクララ・カウンティで先月売れた家の平均価格が約70万ドル程度。今年の家の平均価格は50万ドルを上回ったばかり。つまり、家を購入できる人は年収が10万ドルでも足りない。サンタ・クララ全体の平均年収はまだまだ5万ドル程度だから家の価格とのギャップが良くわかる。そういった状況なので、独身者同士で金を集め、共同して家を購入するようなケースも多い。

いくら年収が良くても、欲しい家の値段の高さに絶望して家購入を諦め、アパートにずっと暮らすことを決意してしまった人もいる。「シリコンバレーで賃貸している人は高級車を購入する癖がある」とはよく聞く冗談。家を購入してしまった人は全くお金に余裕の無い生活になるが、賃貸している人は逆にお金が余ってしまうため、大きな買い物をする癖があるということ。

実際、ネバダ州などに豪邸を購入して週末はそこで暮らし、平日はサンタ・クララのアパートに暮らしている人の話なども聞いた。


家の広さ
どの大きさなら「広い」といえるのか。日本の100平方メートルが大体900平方フィート。900平方フィートなら1ベッドか2ベッドのアパート程度の大きさ。シリコンバレーなら、その2倍以上の2000平方フィートあれば、普通の大きさの家と言える。しかし、米国全体でみると2000平方フィートの家もまだまだ狭い家と言われる。他州から引っ越して来た人は、2500平方フィートの家に暮らしていても「家が狭い」「庭が狭い」と文句ばかり言っている。ユタ州から引っ越して来て同僚になった人は、3ヶ月たってもまだ家を購入できずにいる。ユタに暮らしていたときの家の大きさが6000平方フィートだとか。庭の芝刈りには、弁当を持って出かけていたというありさま。現在は最低3000平方フィートで5ベッドルーム、4バスの家を80万ドル以下探しているという。周りは「絶対に見つからないよ」と言ってあげているのだが。


豪邸
Los Altos, Palo Alto, Woodside, Athertonには豪邸が立ち並ぶ。ベバリーヒルズ化したこの地域で、普通の施工会社が豪邸建設を専門とする施工会社に変わってしまった例も多い。実際にロスガトスやサラトガの家の平均価格はべバリーヒルズと同等レベルまで上がっている。ベバリーヒルズのような豪邸見学が出来るようになるのも時間の問題かも?豪邸に付属したゲスト・ハウスを賃貸に出している人もいる。それを借りるのも面白い経験になるはず。中にはちゃんと仕事を持っているのに、そういった豪邸のプール管理や庭管理をする交換に、ゲストハウスに家賃タダで暮らしている人もいるらしい。


家転がし
この通り家の値段が沸騰しているので、家を転がしてお金を儲ける人も増えている。家転がしの秘訣は、出来るだけ壊れた家を出来るだけ良い地域で購入すること。その家を3ヶ月程度で徹底的に修復し、売ってお金を儲ける。Athertonで廃屋に近い家を4年前に30万ドルで購入した友人は、それを30万ドルかけて完全に建て直したところ160万ドルの査定を受けた。つまり、今、家を売っても100万ドル(約一億円)の利益が出るということ。ある出会ったリアルターは、元は家の修理を趣味としていた普通の人。家を購入しては自分で暮らしながら直し、直ったら売り、をしていたところ、これが本業になってしまった。ちなみに自分の手で直したことで上がった家の価値をSweat Equityと呼ぶ。

逆に家を購入して、出来るだけ直さない、という「パッシプ」家転がしもいる。修理費を出来るだけ節約し、家の値段が上がるとまた家の値段の上がりそうな地域の家を購入する。そういった家の転がし屋は、シリコンバレーの家の値段の高騰に煽られそうな近隣の住宅都市をマーケットとする。Antioch, Concord, Watsonville, Montereyなどの1-2時間程度の通勤圏内の都市が狙い目だ。


学区と家の値段
新聞を読んでいたら、あるインド人のカップルは家探しを学校のスコアだけをみて行っているという記事があった。彼らは家のサイズやベッドルームの数、ロケーションや家の造りなどに興味は無い。「学校のスコアが970点以上」といった具合にしか家を見ない。通りを越えて学区が変われば、家の値段は平気で20%-30%異なるほど学区の影響はとても大きい。自分の子供を良い学区に入れるだけのために友人に住所を借りたり、アパートを借りたりする人までいる始末。あまり見栄の良くない地域なのに、家の値段が想像以上に高い地域は、良い学区に位置している場合が多い。良い学区に暮らすと、良い教育を得られるだけが得策ではない。家の値段が下がりにくいという投資目的にもつながる。また、良い学区に暮らす金持ち達とネットワークを築けるという指摘もあった。


おまけ:気軽に家を購入する
アメリカ人は一生に家を3回買うという。最初は結婚した二人のスターター・ホーム。次は子供が出来たためサバーバンに大きな家を購入。最後は子供が家を離れ、引退した二人のための家。日本の家購入との大きな違いは保証人が要らないということ。だから、まるで車を購入するように簡単に家を買うことが出来る。もう一つの大きな違いは抵当(モーゲージ)。アメリカなら支払いに困れば、最悪Foreclosure(抵当流れ)をすればローンから逃れることが出来るということ。簡単に言うならば、月々の支払いが無理になれば、単純に家を手放すだけて良い。言ってみると、日本は抵当を家の購入者と保証人にかけるが、米国は家そのものの価値しか見ないからだ。そのため、家の査定方法もかなり細かい決め事が多い。Foreclosureしてしまうと、自分のクレジット・スコアがボロボロに傷ついてしまうという厳しい事実があるのも忘れずに。


おまけ2:家にまつわるルールなど
日本以上に米国は環境美化にこだわる。家の外観や植栽についてCityやCountyによってルールが決めてある所が多い。例えばSan Joseなどは、家の道路側の土地を緑化することを義務付けている。つまり、芝を貼らずにおいては罰則がかかってしまうのだ。家の前の通りの並木のメインテナンスも家の持ち主の責任。家の前の木の枝が葉の重さのために折れて通行人を怪我させれば、その家の持ち主の責任になる。だからといって枝葉を落すだけでもCityに申請て許可を得なくては出来ない。落ち葉の掃除を何週間もしないと、すぐにCityから警告の手紙がくる。

自分の家が近隣の家と同時にコミュニティとして計画された場合。CCR(Covenants, Conditions, Restrictions)が残っている場合もある。家が計画された当初CCRはCityに提出され認可されている。「家の色は赤と緑以外であること」「家の高さは1.5階以上あってはいけない」「屋根の傾斜は当初の設計にあわせること」「車の整備をしないこと」など。中には「アジア人お断り」という項目まである古いCCRもある(今では違法)。

コンドミニアム(マンション)やタウンハウスはCCRとそれにまつわるHOA(Home Owners Association)がある。日本で言う近所組合のようなもの。HOAでCCRの内容の変更をしたり、HOAのFeeを変えたり出来る。あるHOAに建設会社社員が住民として入ってきたが、彼が余りに建設の知識があり、「あれを足せ、これを足せ」とHOAに新しい不必要なスプリンクラーのシステムや外灯などを提案しては無理強いして認可させ、結果的にHOAのFeeが二倍に跳ね上がってしまったなどという話さえある


おまけ3:家の購入の仕方一例
まず、モーゲージ・ブローカーかダイレクト・レンダー(銀行)を見つけ、自分がいくらのローンまで許されるかどうかチェックしなくてはいけない。これはPre-approvalと呼ばれ、Pre-approvalの手紙が無ければ、オファーを売主に出すことが出来ない。Pre-approval は、自分の年収、ローン、クレジット・ヒストリーで決められる。「金利7%、30年固定ローンで$800,000まで」といった具合にPre-approvalの手紙は書かれる。

リアルターを使うかどうかは自分の自由。もしも時間に余裕がなかったり、不動産取引に詳しくない場合など、リアルターを使う。カリフォルニアでは、売り手が売値の3-6%をコミッション・フィーとしてリアルターに払うという不思議なことになっている。つまり、買い手はまったくフィーを払わないで良いということ。言い換えると、リアルターへのフィーは売値に含まれているわけ。人の紹介でリアルターを見つけるケースが多いが、そのリアルターが優れた交渉力を持っているだけが大事なだけでもない。加えて自分の求める条件を満たせる人であることが大事。例えば、「土日も夜遅くまで仕事が出来る」「自分の近くに住んでいる」「E-mailで連絡がとりやすい」「きちんと家購入のスケジュール表をたてられる」「欲しい家のある地域に詳しい」「ローンの手続きも手伝える」など。

家が見つかったら、すぐにオファーを出す。オファーレターは簡単ではない。オファーレターには色々な条件が書き決めるので、もしエージェントが居れば、しっかりと内容確認をすること。特に大事なのは、1)インスペクションで見つかった問題を直すのはどちらの責任か 2)購入を条件なしに取り下げできる期間は何週間か 3)いつまでに購入を終了させなくてはいけないか。不思議に、売り手は「誰」が自分の家に将来住むのかということを非常に気にする。売り手の心を動かすような手紙を書いて一緒に提出することが大事。

売り手からオファーに対する返事が返ってくる。カウンターしてくることもあれば、そのまま受け入れられることも。オファーレターの内容を変えるカウンターもあるので、よくカウンターオファーを読むこと。最終的にカウンターオファーを受け入れた後でも、購入を取り下げることが出来るのがカリフォルニア。オファーレターに決めたContingency Periodの中なら、ペナルティ無しで家購入を取り下げることが出来る。これは通常1週間から3週間程度。Contingency Periodを過ぎても取り下げは可能だが、罰則として売値の3%が持っていかれる(オファーレターの中で利率を決める箇所がある)。

この期間にしなくてはいけないことは、1)家の検査 2)査定。家の検査は特に将来の大きな出費を見つけること。シロアリ被害など、数万ドルの出費になることもある。一番大事な構造体のチェックに加え、屋根の耐久年齢、窓や扉の状態、エアコンの作動状態をプロに見てもらう。通常は売り手が構造体の修理の責任をとるが、「AS-IS」(そのまま)で購入する場合もある。検査の結果、屋根全体の修復が必要な場合などはその修繕費を交渉する必要がある。売り手は、Disclosure Packageを提出する義務もある。Disclosure Packageは、家が洪水や地震の影響が高い土地に位置しているという地域情報から、家にかけられているCCR、昔の検査の結果などが含まれている。

査定を行うのは、レンダーの仕事。例えば、8万ドルの家を買おうとしているのに、もしも銀行が6万ドルの価値しかない、と言えば、銀行は6万ドルまでしか貸してくれない。もしも低く査定されれば、値段交渉の手段として使うべき。高く査定されても喜べない。なぜなら、査定価格に対して税金がかけられるから。

最終的に値段の交渉が終われば、Title Companyを通してEscrowになる。銀行が正式に資金出しをするために、最終ローン書類にサインをする。この書類に目を通すのはとても大事。利率が間違っていたり、レンダーが新しく罰則を足していたり。最終的にTitle CompanyがCountyに取引成立を記録させ、交渉が正式に成立したことになる。


以上

on コラム Posted by jtpa at 22:20 | Comments (0)

求人情報 : World Reach

日本の英語学習者向けに、オンラインのライティングプログラム、英語教育、英語学習のオンライン情報誌「月刊 WORLD REACH」を発行する World Reach 社では、パートタイムでアルバイトの出来る方を募集しています。時間的な負荷は少ないですが、ウェブサイトの質、信用性の管理という点から非常に重要な仕事であり、この重要性を理解し責任をもって協力して下さる方を探しています。
会社ウェブサイト: http://www.world-reach.biz/japan/

仕事の内容:
1. ウェブサイトの更新したページのリンクチェック、誤字脱字、レイアウトの乱れ、情報の内容など他のページとのconsistencyも含めてチェック。指摘していただく。(e.g., font, date, price, expression, etc)
2. 毎月1回、「月刊 WORLD REACH」のリリース時に、ウェブ上でリンクチェック、誤字脱字、レイアウトの乱れをチェック。指摘していただく。
3. 毎月1回、「月刊 WORLD REACH」のpdf版リリース時にリンクチェック、誤字脱字、レイアウトの乱れをチェック。指摘していただく。
4. オンライン学習用、ウェブベースのアプリケーションのテスティング、バグレポート、ユーザービリティテスト。

- 平均すると隔週で2時間程度。月末や月初め、ウェブページの更新の際に集中する可能性もあります。
- 自宅で作業を行っていただきE-メールでレポートしていただくことを想定していますが、必要に応じてミーティングをもつ可能性もあります。

必要スキル(資格):
1. 自分でパソコンのセットアップが出来る。
2. 自宅に日本語を表示出来るパソコンがあり、インタ−ネットに接続出来る環境である。(通信費は負担して頂きます)
3. 英文マニュアルを読んで理解出来る。
4. ソフトウェアのテスティング経験があり、簡単な画像ソフトを使って英語でレポートできる。
5. ソフトウェアのエンコーディングについての知識、英語、日本語環境の設定についての知識があることが望ましい。
6. HTML ソースコードを理解出来ることが望ましい。
7. 英文 e-mail でコミュニケーション出来る。
8. USで働くことの出来るビザを持っている。

募集内容
人員:1 名
期間:2004 年 12 月 より開始。当面6ヶ月。
報酬:ご相談の上、決定
会社所在地 : Menlo Park, CA

応募の方法
以下のメールアドレスに、履歴書をお送り下さい。
jobs@worldreach-inc.com


WORLD REACH のミッション
http://www.world-reach.biz/japan/
WORLD REACH社の主な目的は、日本人が国際社会で実力を発揮し活躍するために必要な「英語を使って考え、英語を使って表現する力」をつけるカリキュラムを提供することにあります。

国際社会で情報の発信者になったり重要な意見を発表したり、意思決定者として積極的に意見交換に参加するためには、基礎的な英語力と正確な文法の知識だけでは不十分です。これからの日本人に必要とされる「英語で自分の意見や考え方を発表する」「問題提起をしたり、交渉、説得をする」というようなより高いレベルの「能動的な」英語のスキルを習得する英語教育のカリキュラムの開発を、我々自身の英語学習の経験、他の在米日本人やアジア人の経験、更に第二言語学習に関する教育理論の裏づけや教育関係者の助言のもとに、今までとは違った内容と方法を使った英語教育のカリキュラムを開発しています。

「月刊 WORLD REACH 」の紹介 - 月刊オンライン誌(有料)
http://www.world-reach.biz/japan/index-newsletter.php
幼児教育の専門家による「考える」力を培う教育方法、留学生へのアドバイス、アメリカで現在使われている生の英語表現、教育関連ニュース、洋書を使ったカリキュラムなどを掲載し、教育関係者、父母、留学志望者など、国際的に活躍する人材を育てることに興味を持たれる方をターゲットの読者層としています。

on 求人情報 Posted by jtpa at 11:07

2004年12月01日

技術交流会 : 第13回技術交流会報告

第13回技術交流会の報告です。

11/23/04
JTPA技術交流会 @ 岐阜県シリコンバレー事務所会議室

参加者: 四元さん、浦田さん、笹森さん、小木曽さん、松宮
書記:松宮

1)PDAに関して。
手書き認識資料:吉川さんが作成したものをレビュー。
*文字
*図

画像認識:四元さん
*文字――OCR
*文字以外の写真
新たな検索方法はないだろうか?
色検索?
移っている人の数。
何千枚、何万枚の中から、なんとなく覚えている写真等。
写真に音声メモを付加。それで、検索できないか。

次回に、まとめて提出。


2)これからの技術交流会の方向性ついて + 雑談。
アイデア
JBC(Japan Bio Community)、バイオの集まりに出席した。
全部、内容がわかるわけではないけれど聞いていて面白い。
最先端のことが話されて白熱している場所に出席している楽しさ。

日系の記事に関して、説明ができる人を探して紹介してもらう。

講演形式の方が、人は集まるのでは。
インフォメーションを毎回出す、情報を出すと人はくる。
できるのは、2ヶ月に一回程度か。
宿題をだすと来なくなるかも?忙しいから。
やってこないと足が遠のいてしまう?でも宿題を欲しがる人もいる。

ハンズオンを含んだクラスの開催等の、小さいものをもっと頻繁にできないか。
メーリングリストのリセット、本体のメーリングリストで毎回流す。
全メーリングリストに、アイデアを募集。

素朴な疑問。日本には、個人のエンジェルがいるのだろうか? 
最初から、VCを説得する必要があるので、敷居が結構高いのでは。

来月は、12月8日。懇親会、今後の進め方について。
1月は、インフィニバンド。会場探さなきゃ。

講演は、2ヶ月に1回にして、その間をスモールグループで埋める?
コマーシャルの話を入れたほうが良い。インセンティブになる。

JVC MOFOの場所を借りている。最初の15分は弁護士による無料相談。
JVCは必ず金曜日にやる、MOFOは何時まででもいい、っていうのが、
飲み会に行く雰囲気。集まりやすい?

スーパーコンピュータはすごく安くなったのだけれど、
キラーアプリケーションがあるのか。
例。
流体計算、車のクラッシュ計算、半導体シュミレーション(1週間かかる)
半導体シュミレーションの段階。
*ビヘイビアモデル
*RTL
*ゲート
*レイアウト
*寄生パラメータ抽出
*寄生パラメータ+ゲート
たとえば、レイアウトを終了した時点で、FABを始めるとすると、
その後のシミュレーションで見つかったバグなどは、メタルの部分だけは直せる。
この一連のシミュレーションのスピードが速くできれば
ものすごいコストセーブになる。

懇親会もあった方がいいのでは。 
12月は懇親会をかねて、来年のやり方も話し合う。12月8日。

LinuxとWindowsのエンジニアに来てもらっての討論会なんて案はどうか。
(例.Linux vs. Windows)
プログラミング; Scriptでほとんどのことができるようになってきた。
Windowsならば Excel上でマクロに、Unix上ならPearl, 
Web上では、PHPのScriptでほとんどのことができる。



以上。

on 技術交流会 Posted by jtpa at 21:49 | Comments (0)