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2007年10月31日

ギークサロン : 清田純氏とStem Cellについて語る

11月9日金曜日、WSGRで毎月恒例のギークサロンを開催、今回は清田純氏にStem Cellについて講義していただきました。

サロンの途中30分間を撮影たものを、以下のYouTubeのリンクでご覧になることができます。参加できなかった方が会の雰囲気を掴むのに役立てば幸いです。



以下は参加者の林秀明氏による開催レポートです。
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毎回ITの話題で深夜まで熱い議論が交わされてきたギークサロン。
今回は趣向を変えてバイオ系も勉強しよう、ということでStem Cellの研究者である清田さんがホストするStem Cell超入門が開催されました。

おなじみのITギークたちに加えて、バイオ界のJTPAに相当するJBCをとおしてバイオ専門家の参加も多数あり、業界をまたがった活発な議論が繰り広げられる楽しい会となりました。

さて、ギークサロンでは始めのつかみに得意な技術でGoogle Mapをハッキングしてみせることが伝統となりつつあります。清田さんがこれをバイオの力でどのようにクリアするかが一部で興味を持たれていたのですが、その答えはGoogle Earth風Stem Cellブラウジングでした。

清田さんのプレゼンは、 最先端のトピックを扱っているにも関わらず、バイオの知識のないIT関係者がほぼ完璧に理解できて議論に参加できるというちょっとあり得ない素晴らしさで、議論が盛り上がりすぎてしまい1時間の予定のプレゼンが3時間にふくれあがってしまうほどでした。

バイオ研究をATCGの4文字で自然が書いたプログラムをハッキングする行為というアナロジーで捕らえると、ITギークとバイオギークの話はおもしろいようにかみ合って、中には今日話を聞いただけなのに誰も思いつかなかったバイオ研究の新手法を提案しようと頑張るITギークも見られました。(結局、彼の提案は全て既に研究されているということではありましたが。)

テクニカルな議論から離れたところでは、一見特異にみえる清田さんの経歴(コンピューター少年 > 心臓外科医 > Stem Cell研究者)について、清田さんなりの信念と理由があったことがいくつかの興味深いエピソードとともに明かされました。

現在、ES細胞の研究に否定的なブッシュ政権のアメリカの中で、シュワルツェネッガーのカリフォルニアはES細胞の研究に30億ドルの予算をつけるなど大胆な独自路線を取っており、シリコンバレーのバイオ業界は世界中の研究者が続々と集まってくるゴールドラッシュのただなかにあるということです。
シリコンバレーといえばITのメッカ、と思っていた私は、シリコンバレーのもうひとつの側面上で私たちIT関係者とそっくりなマインドで暮らしているバイオギークな人たちに奇妙な親近感を覚えてしまうのでした。


---- 以下はイベントの告知文です ---------------------------

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JTPAギークサロン~バイオ篇

「清田純氏とStem Cellについて語る」
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今回は、2バイトの世界で熱く繰り広げられるギークサロンを小休止して、ATCGの4文字でコードされるバイオの世界をご案内します。テーマはStem Cell。21世紀の医療である再生医療の中心となる細胞です。Stem Cellとは何なのか、なぜStem Cellなのか、そして我々大人の体内で毎日活動しているStem Cellと何かと話題になるES細胞の違いを明確にした後、カリフォルニア州で今後10年にわたって進行するStem Cell Projectについてご紹介したいと考えています。このProject、数年後には産業化に向けてITとのコラボレーションが発生してくると考えられています。ギークの方も、スーツの方も、白衣の方も大歓迎です。


スピーカー: 清田 純(せいた じゅん)
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小学生の頃から機械語でプログラミングに励むもMacintoshiに出会い進路を変更。医師免許取得後心臓外科医として研鑽を積むもStem Cellに出会い再び進路を変更。AppleとStem Cellの交差するシリコンバレーからのジョブ・オファーに二つ返事(正確にはYesの3文字)で、2006年から現職。
1996年筑波大学医学専門学群卒業。2006年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。元 東京大学医科学研究所ヒト疾患モデル研究センター幹細胞治療研究分野。現 スタンフォード大学Institute for Stem Cell Biology and Regenerative Medicine博士研究員。
http://stemcell.stanford.edu/
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日時:11月9日金曜日午後7時

場所: Wilson Sonsini Goodrich & Rosati
   950 Page Mill Road, Terrace 2B
    (メインエントランスがあるビルの280側の隣、レンガの建物です。)
    Palo Alto, California 94304-1050

応募方法: seminar@jtpa.org宛に 「清田サロン参加希望」のsubjectでメールにてお申し込み下さい。なお、サロンで「聞いてみたいこと」「話したいこと」を1-2行簡単に記載ください。また、頂いた情報は当日プリントアウトして参加者の方に配りますので、自己紹介も兼ねてご記入ください。

食事:軽食が提供されます。

参加費用:賛助会員 10ドル、一般 15ドル
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皆様のご意見・ご感想はこちらのJTPA公式フォーラムまで:
http://www.lingr.com/room/jtpa

JTPA iPhoneユーザフォーラム:
http://www.lingr.com/room/jtpa-iphone
iPhone日本語サポートに関する情報サイト:
http://n.h7a.org/

on ギークサロン Posted by jtpa at 2007年10月31日 18:20

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