「高田俊明氏とWAN Optimizationについて語る」開催レポート

9月のギークサロンでは、急成長を続けるRiverbed Technology社にてWAN Optimization製品であるSteelheadの開発に携わっていらっしゃる高田俊明さんを招いて、WAN Optimization技術をテーマにお話していただきました。

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以下は開催レポートです。(by JTPAスタッフ林秀明)
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WANオプティマイゼーションとは、距離の離れた拠点間の通信(専用線でもインターネットでも)を効率化する技術です。
拠点Aにあるどこでもドアのようなものに情報を投げ入れると、拠点Bにあるどこでもドアの出口から同じ情報が出てくる。
そして、そのどこでもドア間の通信が最小限のパケット数で行われるように最適化されている、といったイメージでしょうか。
その威力は、うまくいけば、元情報の10%程度のパケット数で通信できるほどだそうです。


つかみは前回のギークサロンで紹介された「準備ゼロのプレゼンテーション」MashStarで一瞬で作ったWAN Optimization用プレゼン資料。
「まさか今日はこれでやる気なのか?! 」と会場に不安な空気が流れましたが、それはフェイクで、ちゃんと手作りの資料で丁寧に説明していただきました。

以下私視点で「おっ」と思ったところ。

- 上の方のレイヤーのプロトコルごとのオプティマイゼーションで結構効率を稼いでいる。
オプティマイゼーションの余地があるプロトコルは意外に多く、その余地も意外なほど大きい。
- 各箱にはキャッシュとして500GBくらいのディスクをつける。
最近はムーアの法則というかディスク容量のインフレで500GBとか言っても大してデカさを感じなくなってしまった感もありますが、こういう用途だとこれくらいが落としどころになるのか、という実感がわいて興味深いです。
- マーケット規模は、2007年で700 milion。けっこう大きいですね。
- 安いのは5000$くらい。高いのは数千万円。
会場からは「200$くらいで個人用のを出してよ。」との声が。
- システムを組むときに某大手ソフトウェア会社の主力製品某を使いたがる人には経験上あまりいい印象がない、とのこと。うーむ。。

実は私、今回恥ずかしながらWANオプティマイゼーションが何を意味するのか知りもしない状態でお話を聞きに行ったのですが、
ギークサロンの魅力の一つは、「一夜にして一つの専門分野の概要が把握できてしまう(またはそんな気分になれる。)」ということ。
期待通り、会がお開きになるころにはWANオプティマイゼーションの専門家になった気分で会場を後にしたのでした。




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