9月のギークサロンではQualcommの山田勝彦氏をお迎えします。

山田氏は1992年より一貫して組み込み系ソフトウェアの開発に従事されています。1999年からMotorolaにて各種携帯端末の開発に従事され、その後米国シカゴ本社にてAndroidの先駆けとなったDROIDシリーズ等でドライバ周りを担当されてきました。
2011年からは新設されたウェアラブル部門でMOTOACTV(現MOTO360シリーズ)でGPSドライバの開発リーダを務められ、現在はQualcommにて同社のスマホ向け半導体、SnapdragonシリーズのGPSファームウェア開発チームに在籍されています。

現在のスマートフォンやウェアラブル、IoTデバイスにおいては位置情報の取得が各サービスの根幹となっています。ところがモバイルGPSにはいろいろな性能的限界があり、実際に利用される際は様々な工夫が凝らされています。当日はモバイルGPSの基本的な仕組みからその応用例についてご紹介頂き、その限界や将来の動向について伺います。

参加申し込みはmeetupより:https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/234189525/
9/30 金曜日 パロアルト 19:00開場、19:30時より山田氏のトーク開始

参加費は$8。軽食つき。学生は無料になります。その場合はmeetupにてスタッフの浜本か山中までご連絡下さい。


 

■アジェンダ
– GPSシステムの仕組みと応用例、その三大目標、モバイルGPSとは何か
– 世界のGPSシステム、日本の「みちびき」とは何か
– モバイルGPSの致命的弱点とそれを補うGPSを使わない測距方法
– モバイルGPSとセルラーのニワトリと卵の関係
– 位置情報サービスの限界と将来の動向

■スピーカー
山田 勝彦(やまだ かつひこ)氏 [ https://www.linkedin.com/in/katz-yamada-49592a4 ]

現職:
Qualcomm Technologies Inc. Staff software engineer, IZat Location technologies group

略歴:
1992年 京都大学 薬学部 製薬化学科卒
1992年 オムロンソフトウェア
1999年 Motorola Japan
2005年 Motorola Mobilityに転籍、渡米
2013年 現職