4月のギークサロンでは、ポケモンGOやIngress、ハリー・ポッター:魔法同盟などの位置情報ゲームやARテクノロジーのパイオニアであるNiantic社でAPAC担当のシニアマーケティングマネージャーを務める 山崎 富美氏 をお招きします。

山崎氏は、Niantic入社前はGoogle Japanにて Developer Relations Japan LeadとしてGoogle Developer Day JapanというGoogle I/Oに次ぐ開発者イベントにて主催を務めるなど、日本の開発者コミュニティと大きく関わる一方、東日本大震災をきっかけにさまざまな復興支援プロジェクトを立ち上げてこられました。

その後USのGoogle本社に異動し、テクノロジーを使って社会に貢献する「Google Social Impact」チームではCivic Innovation, Google Crisis Response, Developer Relationsを担当、モバイル分野での先端研究を行う「Google ATAP」(Advanced Technology and Projects)チームではProject SoliとProject JacquardのDeveloper RelationsとProgram Managerを担当。

その後大規模なユーザーベースを持つNiantic社にコミュニティマネージャーとして入社され、現在はシニアマーケティングマネージャーとしてご活躍されています。

近年、ユーザーのライフスタイルの変化が速く、また企業側のプロダクトリリースのサイクルも柔軟になってきている中、ユーザーとの良好な関係を築き、またユーザーコミュニティの成長を助けることは大変重要になっています。企業側がプロダクト開発やマーケティング活動を行う中、ユーザーの声を聞き、ユーザーと企業を結びつけながら、時にはユーザー同士のつながりも促進するなど、コミュニティの円滑な運営が重要です。

当日は山崎氏にご登壇頂いてコミュニティとの関わり方やコミュニティの作り方、コミュニティマネジメントについてお話頂きます。特に自社プロダクト/サービスにとって開発者コミュニティやユーザーコミュニティと良好な関係を作ることのメリットやその実例、またその難しさなどについても共有して頂く予定です。

■ アジェンダ

・コミュニティとの関わり方・コミュニティの作り方
・プロダクト/サービスにとってのコミュニティマネジメントの重要性

■ プログラム

米国太平洋時間 2021年 4月 16日 (金) 7:00PM-
日本標準時間  2021年 4月 17日 (土) 11:00AM-

7:00PM 〜 7:45PM   山崎氏のご講演
7:45PM 〜 8:15PM   質疑応答など
8:15PM 〜 8:45PM頃   その後希望者でネットワーキング (Gatherを利用します)

参加は無料。申し込みは下記Meetupリンクにて。参加用のURLは申し込み後に表示・通知されます。
https://www.meetup.com/JTPA-Japanese-Technology-Professionals-Association/events/277389031/

■スピーカー:

山崎 富美 (やまざき ふみ) 氏
Linkedin:https://www.linkedin.com/in/fumiyamazaki/

1996年、早稲田大学法学部卒業後、NTTに入社。2003年、Interscopeに転職し、マーケティング・リサーチに携わる。2005年、ブログ検索エンジン「Technorati Japan」の立ち上げを機にTechnorati及びデジタルガレージに入社、テクノラティのマーケティングマネージャ・デジタルガレージのグループCEO室・DGインキュベーション(VC)、Joi Ito’s Labのプロジェクトマネージャを兼務。ブロガーコミュニティに関わる。

2008年、子供の頃から目指していた「旅人」を本業とし、世界中を旅する傍ら、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) のフェロー、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンのフェロー・TEDxTokyo Social Media Lead、電気通信大学の客員研究員など、さまざまな活動に携わる。

2010年、Google JapanにDeveloper Relations Japan Leadとして入社。Google Developers ExpertsやGoogle Developers Group等の開発者コミュニティの運営、Google Technology Users Group Girls(GTUG Girls)立ち上げ、東日本大震災をきっかけにテクノロジーを使って被災地支援を行う開発者コミュニティ「Hack for Japan」、東北でプログラミングを学び合う「東北Tech道場」、東日本大震災の際の各種データをアカデミア・エンジニア・ジャーナリスト等でマイニングし、次の災害に備えるための「Project 311 東日本大震災ビッグデータワークショップ」などを立ち上げる。

2012年に渡米し、Google Mountain Viewに異動した後、テクノロジーを使って社会に貢献する Google Social ImpactチームでCivic Innovation・Google Crisis Response・Developer Relationsを担当。その後モバイル分野での先端研究を行うGoogle ATAP(Advanced Technology and Projects)チームに異動し、Developer Relations・Program Managerとしてレーダーを使ったジェスチャーセンサーを作るProject Soli及びインタラクティブテキスタイルを作るProject Jacquardを担当。Soli Alpha Developer Communityを立ち上げる。

2018年日本に帰国し、NianticにCommunity Managerとして転職、その後現職(APAC Senior Marketing Manager)。

“ナイアンティック山崎氏らが語る位置情報ゲームの未来 #TGS2019 ” (engadget)

“人々を外に連れ出した「ポケモンGO」から見る、バーチャル×リアルの可能性”